ホルス Horus|エジプト神話|女神転生

エジプト神話

🦅ホルス Horus
 -天空に君臨する鷹神――太陽と王権の化身-

 エジプト神話の天空神ホルスは、『真・女神転生II』以降に中レベルの魔神として登場します。
魔力と速さに優れ、戦闘能力以上に、その神々しい美しさが印象に残る存在です。
 後光をまとった黄金の鷹の姿は、神聖さと気高さを象徴するビジュアルとして際立っています。
メガテンにおけるホルスは、“力”よりも“神性の輝き”で記憶に残るキャラクターといえるでしょう。
ホルス(Horus)エジプトの天空神  エジプト神話 Egiptian mythology Great Britan 2022

イギリス 2022年 ツタンカーメンの墓発見100周年

隼のペンダント (Falcon pendant)
太陽神ホルスを象徴する隼を象った装飾品で、女神転生のホルスにそっくり!
1922年にハワード・カーターがツタンカーメン王の墓の発見100年記念10枚セットの内の1枚で、他の切手にも墓から出土した豪華な副葬品の数々が描かれています

メガテンと神話におけるホルス

ホルスは、古代エジプト神話における天空と王権の神です。
ハヤブサ、あるいはハヤブサの頭を持つ人間の姿で描かれ、太陽と広大な天空を象徴します。

その眼は「ウジャトの目」と呼ばれ、魔除けや癒しの力を持つ護符として広く信仰されました。
エジプトの神々はしばしば複数の姿をとり、ホルスも例外ではなく、時にカバの姿で表されることもあります。こうした多様な表現は、神々の象徴性の豊かさを示しています。

ホルスは、オシリスとイシスの子として生まれました。父を殺した叔父セトに対し、王位を巡る戦いを繰り広げます。やがて神々の法廷において正統な後継者として認められ、王権を継承しました。
この神話は、秩序と混沌の対立、そして正当な支配の象徴として重要な意味を持っています。

古代エジプトではファラオは「生けるホルス」とされ、王そのものが神の化身と考えられました。
『女神転生』シリーズにおいても、ホルスはこの神話的背景を反映し、神聖で気高い存在として描かれています。

ホルス(Horus)エジプトの天空神  エジプト神話 Egiptian mythology Egipt 1964

エジプト 1964年 

ホルス(Horus)エジプトの天空神  エジプト神話 Egiptian mythology Egipt 1976

エジプト 1976年 ホルス(右)とタウエレト(左)

エジプト 2001年(郵政記念日)

古代エジプトの『死者の書』における審判の儀式(心臓の計量)
「魂の浄化と永遠の命への旅」を表現しています。背景の上部に並んでいる小さな像は審判官で、死者は彼らに対して「私は盗みをしていません」「嘘をついていません」といった「否定告白」を行います。
ホルスをはじめ、複数の神々が描かれています。

描かれている主な神々とキャラクター
  • アヌビス(中央左・天秤の下): ジャッカルの頭を持つ神。死者の心臓を天秤にかけ、真理の象徴である「マアトの羽」と釣り合うかを厳格に計っています。
  • トート(左端): トキの頭を持つ知恵の神。天秤の計量結果をパピルスに記録しています。
  • ホルス(中央右): 隼の頭を持つ神。無事に審判を終えた死者(この場合はパピルスや切手の元の持ち主)の手を引き、冥界の王オシリスのもとへと導いています。
  • アーマーン(天秤のすぐ左下): ワニの頭、ライオンの前半身、カバの後半身を持つ怪物です。審判で心臓が羽より重かった(罪深かった)場合、その心臓を食べてしまい、死者に二度目の死(永遠の消滅)を与えます。
  • オシリス(上段左・玉座): 冥界の最高神。審判の最終報告を受けるため、奥の玉座に座っています。
  • 死者(中央右・ホルスに導かれる人物): この儀式の主役である人間(この絵の元となったパピルスの所有者)です。
ホルス(Horus)カバの姿のホルス エジプト神話 Egiptian mythology Egipt 1976

エジプト 1976年
(珍しい)カバの姿のホルス

ホルス(Horus)天空神とイシス(Isis) エジプト神話 Egiptian mythology Egipt 1979

エジプト 1979年
ホルスを抱くイシス

ホルス(Horus)天空神とセト(Seth)エジプト神話 Egiptian mythology Egipt 1998

エジプト1998年
ホルス(左)と宿敵セト(右)

Horus in Shin Megami Tensei and Egiptian Mythology

Horus is a sky and kingship deity in ancient Egyptian mythology.
He is typically depicted as a falcon or as a man with a falcon’s head, symbolizing the sun and the vast sky.

His eye, known as the “Eye of Horus” (Wedjat), became a powerful amulet representing protection and healing.
Like many Egyptian gods, he could take multiple forms, and Horus was no exception—he was even depicted at times as a hippopotamus, reflecting the fluid and symbolic nature of Egyptian divine imagery.

Horus is the son of Osiris and Isis.
After his father was killed by his uncle Set, Horus fought to reclaim the throne.

In the end, he was recognized by the divine tribunal as the rightful ruler, symbolizing the triumph of order over chaos.
In ancient Egypt, the pharaoh was regarded as the living Horus, embodying divine authority on earth.

In the Shin Megami Tensei series, Horus reflects this heritage as a noble and radiant deity.
His golden, haloed falcon form emphasizes not only power, but also divine beauty and sacred presence.

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